1冊の本を何度も繰り返し読むことでユニークな知的生産を行った人の典型に、アラン・ケイがいます。ケイは、個人が個人的な知的生産を行うために用いるコンピューター、つまり「パーソナルコンピューター」という概念を歴史上最初に打ち立てた人物です。1970年代のことでした。「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術 (中経出版)」
「外資系コンサルが教える 読書を仕事につなげる技術」より、自分にとって価値ある本は繰り返し読む必要がある、という主張の中で紹介された具体例。
思い返してみれば、読んでいるときにこの本好きだなと思ったものでさえ、1度しか読んでない本はほとんど覚えていない。学校でも、たくさんの本を読みなさいと言われたことはあるが、何度も読みなさい(教科書以外の本も)とは言われたことがない気がする。
勉強は復習して繰り返すのが当たり前、であるのだから、同様に本から学ぼうと思うのであれば、繰り返すべきなのだろう。
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