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kindle paperwhite(キンドル ペーパーホワイト)の公式カバーはなんと約5000円。購入を検討されていた方の中には、上のネコくんのような感じで、その公式カバーの高価格に驚いた人も多いのではないでしょうか?
ただ、「公式」のものが高いのは、よくあることですよね。そこで、予算的に厳しい人はだいたい、アマゾン以外の別の会社が販売している「非公式」なカバーを探していくことかと思われます。
実際、アマゾンのストア内には、いろんな会社が「kindle paperwhite用カバー」として、1000円〜2000円くらいの低価格で、シンプルな色のものから、動物のデザイン、花柄のパターンなど、さまざまなカバーを販売しています。
しかし、その「カバー」
本当に必要でしょうか?
ここまで、値段の高い安いという話をしてきましたが、そもそもカバーが必要かどうか、あらためて考えてみてください。
ここからは、そんな「カバーなし」でkindle paperwhiteを使ってきた実体験をもとに、カバーのよしあしについて話していきたいと思います。
一般的によく言われる「カバーを付ける3つのメリット」を取りあげながら、ひとつずつ、それぞれの効果を検証していきます。
【メリット①】画面を保護することができる。カバンに入れて持ち歩くときにも安全。
スマホにカバーを付ける人が多いように、「電子機器にはカバーを付ける」という人は多いことかと思います。
しかし、頻繁に持ち歩きをするスマホならば、落とす可能性も高いですが、「読書」という用途にしか使わない「kindle paperwhite」を通常の生活で落とす可能性は格段に低いです。
また、「読書中」はカバーを開けた状態にしているので、手に持っているときに、落としてしまえば、画面保護の観点では意味がありません。
となれば、今度は「使用せずに持ち歩くとき」、外出時などに、カバンに入れても、「画面に傷がつかないようにする」という利点がありますが、
これは「保護フィルム」で十分です。
カバンの中にハサミやドライバーなどの尖ったものが、ごろごろと入っているのであれば、もちろん画面だけでなく、本体全体を守ることを考えなければいけないかもしれませんが、
普通に入れておくだけならば、そうそう傷はつきません。(完全に実体験で言ってしまっているので、カバンの使い方など、ひとそれぞれでここは違ってくるかもしれませんが…)
こう言うと、
なんて言われることがありますが、
「kindle paperwhite」に関して言えば
と、言いきれます。
保護フィルムを貼ったからといって、画面がぼやけたりすることをもありませんし、逆に「指紋がつきにくくなる」という、プラスの効果もありました。
「気泡がはいるのが嫌なんだよね」って人も、最近の保護フィルムはとてもよく改良されていて、下記の商品などではまったく気泡が入りませんでした。
※2枚入りなので、「貼るのが苦手で、失敗してしまう」という方にも安心かと。
また、スマホやタブレット端末などであれば、その高画質な画面で、「Youtube」や「ニコニコ」などの動画を見たり、カラーのマンガやWEBページを見たりといったことをするかと思われますが、
「kindle paperwhite」はそもそも、そんないろんなことできません。
「白黒」の画面で、「読書」をすることしかできないんです。画面の荒れを気にすること自体がナンセンスなことなんです。
【メリット②】起動のオンとオフをカバーを開け閉めするだけで、自動でおこなうことができる。
もともと「kindle paperwhite」は、画面の下についているボタンを押すことで、起動のオンオフをすることができる仕様になっていますが、カバーを付けると、開け閉めでそれを代用することができるようになります。
確かに、これはとても便利な機能で、読書家の方の中には、この機能のためにカバーを付けることに決めた、という人もいるようでした。
このメリットを気にされる方は、読書時の「操作性」や「利便性」を大事にされる方なのだと思われます。
しかし、それであれば、カバーを付けることによって、「重さ」が1.5倍以上になってしまうことによる、デメリットの方が個人的には大きい気がするんです。
もともとの「kindle paperwhite」は、205グラムほどと、少し厚めのコミック本1冊とだいたい同じくらいの重さになっています。
それにカバーの重さを追加することになるのですが、最軽量のものでもカバーだけで約100グラムほど、公式の純正品だと130グラム以上します。
つまりは、合計で300グラム以上になってしまうんです。
これを片手で持ち続けるのはけっこうつらい。しかも、カバーは開いた後にも、端末の後ろにべろんと付いているので、もともとの端末よりも「厚み」が生まれて、手の小さい方にはよけいに持ちづらくなってしまいます。
【メリット③】ブラックかホワイトの2色しかないkindle paperwhiteをオシャレに飾ることができる。
確かにiPhoneなどのスマホであれば、多くの人が同じ機種を使っているため、何かの拍子にまぎれてしまったときには、電源を入れてみなければ、分からなくなってしまうかもしれません。
しかし、「kindle paperwhite」に関しては、それほど気にしなくてもよいのではないかと思います。
なぜなら、持っている人がスマホに比べて、まだまだ圧倒的に少ないからです。キンドルは使っていても、専用端末の「kindle paperwhite」などは、ほんとに読書が好きな方しか持っていない状況です。(若干さみしいですが…)
以上。3つのメリットとそれにともなうデメリットでした。
ここまでにいろいろと検証してきましたが、「Kindle端末をはじめて買われる方」にとっては、なんとなく分かるけれども、実際にさわってみないとなんとも言えない、という部分が多かったことかと思われます。
「カバーを買うかどうか」を決めるのは、端末を使ってみてからでも遅くはありません。
はじめての端末の購入時には、まずは「保護フィルム」だけを一緒に買って、ひとまず使い始めてみることをおすすめします。
もし、カバンの中での画面割れの可能性だけがどうしても気になるようであれば、下記のような保護袋を購入するのはひとつの手かと思われます。こちらであれば、読書中のさまたげになることもありませんので。ぜひあわせて検討してみてください。
Kindle関連のほかの参考記事
Kindle端末のより詳しい情報などを、下記の記事で紹介していますので、今回の記事とあわせて参考にしてみてください。