働き方

自分の得意(コアバリュー)の見つけ方。「本音で生きる」

まずは、やりたいと思うことはすべてやろうとすること。そして、自分ではどうしようもなくなった時に、人に仕事を任せていき、そぎ落としたあとに残ったものがあなたのコアバリューだ。ー4章 すべてを最適化せよ-自分の得意(コアバリュー)にこそ、時間を使え-「本音で生きる」ー

堀江貴文さんの著書「本音で生きる」より、自分の得意(コアバリュー)を見つけるひとつの方法。

「まずはチャレンジすべし」というアドバイスは、よく聞くものであるが、そのチャレンジ単体で得意不得意を判断するのではなく、大量にやった後に「省いて」残すものを選ぶ、という手法はより具体的で分かりやすい。

本書の中では、さらに、「スキルや資格」がイコール、得意(コアバリュー)ではないとも語られている。「できること」と、「得意なこと」というのは、似ているようで大きく違う。「得意ではないが、できること」というものは、気づかないうちに、多くの時間を奪ってしまう。

なんでもかんでも、できることを全部やろうとすれば、意識せずして「得意の時間をそぎ落とす」ことにもなりかねない。得意(コアバリュー)に時間をかけるためにも、得意ではないものを見極め、いかに時間を「省けるか」と考える必要があるのである。

しかしながら、この選別は、「好き」の度合いによっても、優先順位が変わってくるかと思われる。人によっては、「得意ではないが残す」という選択肢も生まれてくるだろう。

得意を見極めた上で、不得意と判断し、それでも、どうしても残したいというものは、その人のゆずれない大切なものであると言えるのかもしれない。(チームの場合、それがきしみを生むこともあるのが、難しいところではあるが…)