「おいしいプロテインが飲みたいだけなんです」
「…ただ、あの粉っぽさ。プロテイン独特のあの感じ、、、あれさえなければ…」
そんな話を、友人や仕事仲間、そして奥さんからもよく聞いてきました。
最近だと、「コンビニ」でも小袋や飲料、チョコレートバーの形で見かけるくらい、一般的になってきた「プロテイン」ですが、日常的に飲み続けるにはまだ抵抗があるという人も多いのかもしれません。
今回は、そんな「おいしいプロテイン」をお探しの方に向けて、自分自身がいままで飲んで、食べてきた数十種類のプロテインの中で、ほんとにおすすめできるものだけを5つに絞って、お伝えできればと思っています。
最初にプロテインの情報や、選び方について書いてますが、「説明はいいから、すぐおすすめのものを見せてくれ」って方は、目次のリンクから飛んでください。
【序文】おいしいプロテインを求めて10年がたちました
自分が最初にプロテインを飲み始めたのは、高校1年生のとき。
「陸上競技」をやっていたので体作りのために飲み始めたのですが、その当時は一番人気のものが、値段的にも一番コスパがよかったりしたので、とくに比較もすることなく、それを飲んでいました。正直、そこまでおいしくはないなと思いながら、「我慢しながら飲む」って状態が長く続いていました。
ただそこから、大学生になり、働き始めて、自分で「選んで買って、比較しながら飲む」ってことができるようになったことで、「けっこういろんな味あっておいしいかも」って思うようになっていったんですよね。
いままでに飲んできた種類でいうと、「20〜30種類くらい」。
もちろんボディビルダーの方とかに比べれば、そんなに多くない数だとは思うんですが、「これおいしそうだから試してみよ」って感じで、判断基準の一番を「おいしさ」に置いて選んできたので、同じような方にとっては参考になるところもあるかなと思い、今回は記事にまとめることにしました。
なので、「どの原材料が吸収率がいいか」とか、「どのタイミングで飲むのが筋肉が喜ぶか」とか、そういったことは、あまり書きません。ご了承ください。
自己紹介が遅れましたが、「きよいち」と申します。
福岡生まれ、福岡育ちの30代。最近は鎌倉に移り住んで、ベンチャーでマーケティングや企画の仕事をしています。
プロテインのチョイスに影響しているので、先にお伝えしておくと「完全なる甘党」です。健康で甘いものを食べ続けるために、おやつや風呂上がりのアイスの分「白米を食べるのを高校生のときから制限している」くらい。
↓最近ハマっているアイス
チョコレートのコンビニアイス。
この2本が我が家でデットヒートしてる。すごく濃厚なおいしさ。ただ、どっちも期間限定発売で、すぐなくなるのが悲しいとこ…
なので、うちでは片方が復活するまでの期間を、もう片方で耐え抜く、共闘体制でやってます。
チョコレート好きな人、おすすめです。ぜひ pic.twitter.com/L9AZxJVnUQ
— きよいち / 🔎 プロダクト好きの届ける戦略 (@kiyoichi_t) June 19, 2019
ですので、プロテインも基本的に甘めのものが好きで、「ゆず」や「グレープフルーツ」のような柑橘系のものは飲みません。
なぜ「おいしさ」ファーストでプロテインを選ぶのか
「おいしさ」を基準に選ぶようになった理由としては、これはもう1点だけで、
「おいしく」ないと続かないと思ったからです。
逆に、「おいしく」ないプロテインを飲んでるときの「飲まされてる感」が嫌だったんですよね。
「プロテインを飲む生活か、飲まない生活か」の違いだけで、食生活のベースを整えるための難易度が変わってくるので、
続けるためにも「おいしくて、飲みたいから、飲む」というように、自分から積極的に飲みに行く形にもっていきたいなと思っていました。
そもそもなんで「プロテイン」を飲んだ方がいいんだっけ?
ここで一度立ち止まって、「プロテイン」を飲むメリットを振り返ってみたいと思います。
このメリットについてはいろんなところで聞くので、いま読まれてるような方には、「知ってるからいいよ」って話かもしれませんが、認識あわせとともに、自分のスタンスだけ軽くふれておきます。
【プロテインとは】
プロテインは「=たんぱく質」であって、それ以上でもそれ以下でもなく、「たんぱく質を得られる手段をひとつ増やす」ために使う
という考え方が分かりやすいなと思っています。
たんぱく質が体にとって大切なんてのは、学校の授業でも習うくらいですが、たんぱく質は、毎日一定量以上を「とり続ける」のがけっこう大変だったりもするので、この「とり続ける」ということに特化した、お手軽な手段がプロテインなのかなと。
なので、「1日中、焼肉パーティーやってて、今日は肉しか食べてません」みたいな日には必要ないので、「タンパク質のバランサー」として、基本的には飲むようにしつつも、たんぱく質が十分な日は抜くというのがよい使い方なのかなと思います。
「プロテイン」ってどんな種類があって、どれ飲めばいいんだっけ?
結論、続けられる「おいしいもの」なら、種類はそこまで気にしなくていい。のかなと。
よく目にするものとしては、この4つ。
ホエイプロテイン | 「牛乳」からできてる。 |
---|---|
カゼインプロテイン | 「牛乳」からできてる。ホエイに比べて吸収が遅いと言われてる。 |
ソイプロテイン | 「大豆」からできてる。 |
エッグプロテイン | 「卵」からできてる。 |
あえて選ばない限りは、基本的には、「ホエイプロテイン」か「ソイプロテイン」を手にすることが多いかと。
もっと細かいところまで踏み込めば、「WPC製法、と、WPI製法だと、WPIの方が吸収率がよくて」とか、いろいろ言われていたりしますが、めんどくさいので、自分は気にしていません。続けられるか否かに比べれれば、誤差の範囲かなと。
「たんぱく質」はどれくらいとっても大丈夫か。有害になるラインはどこか。
この「メンタリストDaiGoさんの動画」が、すごく参考になったのでおすすめです。
◇たんぱく質のとり過ぎについては気にしなくていいと言っていいレベル
◇最新の研究だと、体重あたり1.5グラム〜2.2グラムとった方がいいとも言われている
(50キロの人だと100グラム前後)
◇「上限の目安」としては、1日にタンパク質だけで「230グラム」以上がライン
(牛丼の並盛り1杯で23グラム、大盛りにして30グラムなので、1日10杯くらい)
プロテインを選ぶときの「3つの基準」と「優先順位」
【3つの基準】
1、おいしさ
2、コスパ
3、手軽さ
自分はこの3点で考えています。
まず最初に「おいしさ」で選んで、その中から、コスパが合うものを残すイメージです。
最近だと、コンビニのプロテイン関連商品もおいしいものが増えてきて、外出時にはそちらの方が食べやすかったりするので、新しく「3、手軽さ」の軸でも選べるようになってきたなと。
少し前までは、コンビニだとウエハースタイプのものしかなかったんですが、最近はバリエーションも増えてきましたよね。
以上、前置き終了。
ここから、やっと「おすすめのプロテイン」をお伝えしていければと思いますが、上記の「選択基準」を踏まえて、
「①ネットで購入して、おもに家で食べているもの」を紹介したあとに、「②コンビニで手軽に買って、外で食べるようになったもの」を別途、項目を分けて紹介できればと思います。
おすすめのおいしいプロテイン5選(家で食べる編)
味が被らないように、5つ選んでみました。
好み次第で、そもそも「ヨーグルトが嫌いな人」にはヨーグルト味は合わないのはしょうがないので、好きな味のものから、試していけるといいんじゃないかと思います。
「コスパ」の観点では、粉末はそれぞれの会社で「1食分」として推奨している値が違っていたりするので(20グラムだったり、30グラムだったり)、「1食30グラム」を基準に計算しなおして、比較しています。
※「ゼリー」や「バー」の形になっているものは1包装を1食と換算
費用については、「2019年11月時点のもの」で算出しています。
ザバス ホエイプロテイン リッチショコラ味
これ、いま一番のんでます。
「リッチ」の名がつくのにあたいするほどの、こゆーいココアの味。
ザバスは、もともと別に「ココア味」があって、それがAmazonでも最近だと一番売れていたのですが、その「ココア味」を煮詰めて3倍くらいの濃さにしたのではと思うくらいの濃厚さで、すごい好き。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1袋(1050グラム)で、3759円
◇コスパ: 1食(30グラム)あたり107円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり21グラム
【「ザバス ホエイプロテイン リッチショコラ味」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
DNS ホエイプロテイン 抹茶味
最近、試しに飲んでみたやつなのですが、めちゃくちゃおいしい。完全にプロテイン感なくて、甘めの抹茶。
ミルクに入れれば、普通に「抹茶ミルクの濃いめのおいしいやつ」って言われて、だまされちゃうと思う。
バニラアイスにのせれば、抹茶パウダーとして使えるくらい抹茶の味も濃い。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1袋(1050グラム)で、4860円
◇コスパ: 1食(30グラム)あたり139円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり21グラム
【「DNS ホエイプロテイン 抹茶味」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
ウェリナ ソイプロテイン 黒蜜きなこ味
一時期、すべてのプロテインをやめて、これだけ飲んでました。
最初にひとくち飲んだときの「いや、黒蜜きな粉、まんまやん」って衝撃。
「今日はたんぱく質たりてないから、3杯飲んじゃおうかな」って言い訳をしながら、飲んでいたくらいで、和スイーツ好きな人はハマると思う。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1袋(500グラム)で、4050円
◇コスパ: 1食(30グラム)あたり243円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり21グラム
【「ウェリナ ソイプロテイン 黒蜜きなこ味」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
ビーレジェンド ホエイプロテイン ペコちゃん ミルキー風味
いい意味で「ミルキーの飴、粉末になってるだけ」。甘いもの好きじゃないとムリかもというレベル。
ミルクに入れたら、「ちょっと濃厚すぎるな」と感じてしまうほどで、自分はそのまま水で溶かして飲んでました。
子供のときにおやつで出てきてたら、すごい嬉しかったと思います。定期的に無性に飲みたくなる中毒性アリ。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1袋(1000グラム)で、3980円
◇コスパ: 1食(30グラム)あたり119円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり21グラム
【「ビーレジェンド ホエイプロテイン ペコちゃん ミルキー風味」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
バルクスポーツ ホエイプロテイン ブルーベリーヨーグルト味
「あれあれ、フルーチェですか」、「もしかして、間違ってフルーチェ入ってませんか」ってくらい、ドロリとしたおいしさ。
たまに売ってる、ヨーグルト味のゼリーパックなんて目じゃない濃さです。
持ち歩きに適した形なのにも関わらず、カスタマーレビューでも、「濃厚すぎて、トレーニングの後には飲みたくない」と書かれてしまうくらい。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1箱(30パック)で、6459円
◇コスパ: 1食(1パック)あたり215円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり20グラム
【「バルクスポーツ ホエイプロテイン ブルーベリーヨーグルト味」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
コンビニでも買える、おいしいプロテイン
こちらは、目にする機会も多いと思うので、個人的に好きだったのを3つだけ書いておきます。
アサヒグループ食品 プロテインバー チョコ
「プロテインバーに革命起きましたね」って思うくらい、ただただおいしいチョコレートバー。コンビニ行ったら、いつも買いだめして帰ります。
いままでのプロテインバーが、プロテインさんの存在感を微妙に残していた一方で、これはもうプロテインさんいなくなってる。
ウエハースタイプがどうしても小麦粉入ってるのが気になっていたのに対して、「大豆パフ」でまとめてくるあたり、「プロテインバーだからOK」って言い訳のロジックの隙間を全部埋められちゃった感じ。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1箱(9本)で、1361円
◇コスパ: 1食(1本)あたり151円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり15グラム
【「アサヒグループ食品 プロテインバー チョコ」の成分表】
→引用した公式サイトへ
【「アサヒグループ食品 プロテインバー チョコ」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
UHA味覚糖 プロテインバー キャラメルピーナッツ味
最近出会った、新しいやつ。いままで「キャラメルナッツ味」のものでおいしいと思えるのはなかったんですが、これはおいしい。
ちょっとクセのある味で、海外の甘い「キャラメルナッツ味のバー」が合わない人には、合わないのかも。キャラメル大好き人間の方はぜひどうぞ。
1個あたりのタンパク質の量も20グラムと、コンビニで買えるプロテイン商品の中では、含有量トップクラス。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1箱(10個)で、3024円
◇コスパ: 1食(1本)あたり302円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり20グラム
【「UHA味覚糖 プロテインバー キャラメルピーナッツ味」の評価】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
ザバス ミルクプロテイン ココア味
これは言わずもがな。ザバスのプロテイン飲料、おいしいですよね。
種類がめちゃくちゃ増えてて、売れ行きもすごいようなので、これ以上言えることはない気がします。
いろいろな種類あるとはいえ、自分が結局買っちゃうのは、ココア味。
(注:個人の主観100%です。)
◇費用: 1箱(24本)で、2800円
◇コスパ: 1食(1本)あたり117円
◇たんぱく質含有量: 1食あたり15グラム
【「ザバス ミルクプロテイン ココア味」の成分表】
→Amazonカスタマーレビューの一覧ページへ
プロテインはどんな飲み方をするとおいしいか
最後に、「飲み方」についても少しふれておくと、「ウェリナプロテイン 黒蜜きな粉味」を作ってる「森拓郎さん」のツイートとか参考になります。
ウェリナプロテイン、水の量はお好みだけど、個人的な嗜好では、ココアとカフェラテとゆずは120cc、生姜紅茶は150cc、抹茶は200ccが飲みやすいと思う。それぞれ素材によってドロドロ感も違うので。何度も言いますが、シェイカー使って欲しいし、水が先で粉が後ですからね!
— 森拓郎 (@moritaku6) July 6, 2017
→「水の量」「水を先に入れるかどうか」で、ほんと飲み心地ぜんぜん変わってくる。
【おわりに】プロテインが食材のひとつになる日まで
今回紹介した8つのプロテインを、「コスパ」の観点だけで表にまとめてみました。
プロテイン名 | 1食あたりの価格(粉末は30グラム計算) | 1食あたりのたんぱく質量 | |
---|---|---|---|
1 | ザバス ホエイプロテイン リッチショコラ | 107円 | 21グラム |
2 | DNS ホエイプロテイン 抹茶味 | 139円 | 21グラム |
3 | ウェリナ ソイプロテイン 黒蜜きなこ味 | 243円 | 21グラム |
4 | ビーレジェンド ホエイプロテイン ペコちゃん ミルキー風味 | 119円 | 21グラム |
5 | バルクスポーツ ホエイプロテイン ブルーベリーヨーグルト味 | 215円 | 20グラム |
6 | アサヒグループ食品 プロテインバー チョコ | 151円 | 15グラム |
7 | UHA味覚糖 プロテインバー キャラメルピーナッツ味 | 302円 | 20グラム |
8 | ザバス ミルクプロテイン ココア味 | 117円 | 15グラム |
「おいしさ」はここまで書いてきた通りで、どれもすごくおいしいのですが、先に基準に置いていたように、自分の場合は「コスパ」の観点で絞って、
現状は「ザバス ホエイプロテイン リッチショコラ」と「DNS ホエイプロテイン 抹茶味」の2つをメインに飲んでいます。
ここまで、いろいろと書いてきましたが、世界的に健康意識が高まっていく中で、今後ますます「プロテインの活用」が広がっていくんだろうなと思います。
最近だと「完全食」なども流行ってきていますが、そこはまだ栄養素のピンキリがあるようにも感じているので、個人的には、まずは今の流れでコンビニ含めた、「プロテインのバリエーション」がもっと増えていってくれると嬉しいところ。
どれか1つは、あなたにとってのアタリがあるのではないかと。