「このイヤホンはどれくらい音漏れするんだろう?」
イヤホンの購入前、よくそんなことが気になってしまいます。骨伝導イヤホンやAirpods Proなの、いままでと違ったイヤホンを購入するときは、そもそものイヤホンの構造が違ったりするものですから、なおさらです。
しかし、そのイヤホンの公式情報を見ても、「これくらい音漏れします」なんてことは書いてないので、すでに購入された方のレビューを調べるのですが、「聞くものによりますが、たまに音漏れします」みたいにぼんやりと書かれていて、結局どれくらいか分からないなということも、しばしば。
そこで、実際にこちらの3種類のイヤホンを耳に装着して、音漏れの収録をしてみました。
①骨伝導イヤホン(Shokz)
②Airpods Pro
③有線イヤホン
音量は、「通常時」と「爆音」の2パターンで撮っています。どちらも、実際に自分の耳に装着しながら「このぐらいの音量なら自分も聞くことあるな」という現実的な範囲にしています。
音漏れが起こるシチュエーションは、バスや電車の隣の席など、けっこう近くに人が座ることも想定されるので、マイクは耳から20センチくらいのちょっと近めの距離で収録しました。
先に結論から言うと
「有線イヤホン」と「骨伝導イヤホン」は 同じくらい音漏れ
通常時でも、20センチくらい近くによるとかすかに聞こえて、爆音で聞くと完全にシャカシャカ音が聞こえてきます。
「Airpods Pro」は爆音にしても まったく音漏れしない
爆音にして真横で聞き耳を立ててやっと、微かにリズムだけ聞こえてくる程度です。
ただ、骨伝導イヤホンなども、通常時の音量で1メートル近く離れていればまったく聞こえないので、人が近い距離にいる場所では気を付けるということで良さそうではあります。
以下で、実際に音漏れを音声収録したものを1つずつ公開していますので、聞き比べてみてください。「有線イヤホンの通常音量」はどの方も経験したことがあるかと思いますので、まずはこれを聞いてから、他を聞くとより違いが分かりやすいかと思われます。
通常の音量で聴いているときの音漏
「有線のイヤホン」を通常の音量で聞くと
「Airpods Pro」を通常の音量で聞くと
「骨伝導イヤホン(Shokz)を通常の音量で聞くと
耳横20センチの距離だと、「有線イヤホン」や「骨伝導イヤホン」は想像していた以上に聞こえる。この記事を書きながら、自分も「外でイヤホン使うときは気をつけないと」と思いました。
爆音で聞いているときの音漏れ
「有線のイヤホン」を爆音で聞くと
「Airpods Pro」を通常の爆音で聞くと
「骨伝導イヤホン(Shokz)を爆音で聞くと
爆音だと、「有線イヤホン」や「骨伝導イヤホン」は完全にリズムだけじゃなく、主旋律になっている笛の音なども聞こえちゃってますね。ここまでの音量だと、1メートルくらい離れていても、けっこう聞こえちゃいます。
たまに、このくらい盛大に音漏れしている方いますよね。
参考:イヤホンを比較検証した他の記事
「音漏れ」以外にも、「骨伝導イヤホンの端末ごとの使い心地」や「Airpods Proと骨伝導イヤホンのメリットデメリット」など、比較検証しています。気になる記事ありましたら、こちらもご参照ください。